2015年10月09日

占い師(ライオン)

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10月7日にリモデルオープンした銀座三越さんに納品した「占い師(ライオン)」です。

ワンドタイプでこういうパート・ド・ヴェールの作品を作るのは初めてじゃないかな。6月にやったプチ展示で「オオハシ」を発表しましたが、今回のは風景シリーズや額絵の延長にあるような絵なので、またちょっと雰囲気が違って見えます。

「占い師」は、結構前から構想はあったのですが、正式に発表したのは今年の西宮阪急での展示でその時はライオンではなく、カモシカの占い師のCUBE作品でした。CUBEは、4面絵を焼くので1個作るのがやっとで、西宮では初日の早い時間に旅立っていったので、ほとんど人の目に触れることはなかったと思います。
妹は、このカモシカをとても気に入っていたので、仲間を増やしてまた改めて発表したいなぁと考えていましたが、それ以来なかなか作れなくてそのままになっていたところ、今回の三越さんからの依頼で新作を作るチャンスに恵まれました。

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ライオンを制作すると決定した当初は、全く違うデザインのものをやろうとしていたのですが、どうにも上手くいかず、締め切りだけがどんどん迫っていて姉に「あんまり、真面目なライオンを描こうとしないで自分の描きたいライオンを作った方がいいよ」と背中を押されて、「じゃあ占い師が作りたい」と全てを白紙に戻して完成したのがこの2作品です。

自分の頭の中にあった絵がそのままガラスという新しい姿となって窯から出てきた時は、ほっとした気持ちと達成感でいっぱいでした。

三越さんの考えてるライオンとは多分違ったと思う。きっと、もっとライオンらしいライオンをイメージしていたと思います。三越の偉い方からは「銀座のイメージで」というお話だったのに、完成したのが「占い師」だから正直デパート側が気に入ってくれたかは分かりません(笑)
でも、こういうライオンしか浮かばなかったし作れなかったので…。姉の一言で、無理をしている自分に気づいて、解放したらこういう作品になったということは、これが一番私達にとっては「らしい」姿なのかな、と。

11月末の清澄で行う個展では、この「占い師」を改めてきちんと発表する予定です。
額絵も作りたいし、またCUBEにも挑戦したいし、動物ももっと増やしたいと考えているところです。

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そして、このライオン君もとても気に入っているので、全く同じものは出来ないけれど限りなく近いかたちでもう一度作れたらいいなと思っています。
因みに写真だと分かりにくいですが、左がブルー系で右がグリーンがかったグレーです。ブルーの子はブルー系、グレーの子は淡いパステル系のオイルワンドがついています。
袋の使った布もとてもマッチしていて格好よかったのですが、ハギレで小さかったのでどちらも1点限りでおしまいになりそう。ちょっと残念だけど、次に作る子にもまた素敵な袋を作ってあげたいな。

この子たちの納品先はリニューアルした銀座三越7階のジャパンエディション内です。
機会がありましたら、ライオンに是非占ってもらって下さい。

そして、個展にも是非。どんなアニマル占い師たちが今後誕生するか楽しみにしていて下さいね。

posted by mizuame at 14:20| 納品・展示会情報、制作について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする